ARBとACE阻害薬の使い分け 7割がARBを第一選択 医師調査
公開日時 2012/09/06 04:00
医師コミュニティサイト「MedPeer」を運営するメドピアはこのほど、会員医師に対し、高血圧治療薬のARBとACE阻害薬の使い分けについて調査した。1565の回答が寄せられ、それによると、68%が「ARBを第一選択」と回答した。理由として目立つのは「咳の副作用がない」だが、「降圧効果が期待できる」「高血圧、腎保護目的」という声もあった。
第一選択にACE阻害薬を選んだのは12%だが、理由には「空咳は言うほど多くない」「誤えん性肺炎予防作用がある」「ARBより安価」「エビデンスが多い」といったコメントが寄せられた。
高血圧治療ガイドライン(JSH2009)では、両剤とも高血圧治療で第一選択。