MRが「速やかに医療機関・薬局を訪問して情報提供」は9割
医薬品の出荷調整や供給不安へのMRの関与
公開日時 2024/06/01 00:00
後発品メーカー、内資系企業と外資系企業との対応に違いもミクス編集部は、「MR数調査2024年版」の中で、医薬品の出荷調整や供給不安へのMRの関与について製薬各社に回答を求めた。その結果、「自社製品の供給に支障が発生した場合は速やかに医療機関・薬局を訪問し、情報提供するよう徹底」との回答は、全体で90%と高率だった。内訳をみると、後発品メーカーは100%。それ意外の内資系企業は94%、外資系企業は50%となった。2020年に一部の後発品メーカーの薬機法違反に端を発した医薬品の安定供給の問題は、丸3年が経過した現在も供給不安が継続している。患者はもちろんだが、医療機関や薬局は医薬品の確保と患者への説明に日々追われており、医薬品卸のMSを通じて当該メーカーに対する情報収集を恒常的に行っている。後発...