コロナ禍で個々MRの力量が問われる時代に
コロナ禍でのMRによる情報提供活動
公開日時 2021/12/01 00:00
「選ばれる」ためのデジタルスキル習得は不可避コロナ禍において、病院側もMRの訪問自粛要請を徹底するなど、製薬企業とのコンタクト方法について見直しが迫られた。情報収集の方法については、「必要に応じて面談で対応している」や「必要な場合は、メールや電話、FAXなどで対応している」との回答が半数を超え、この間、MRの訪問を必要最低限に規制していた状況を垣間見ることができた。MRとのコンタクト機会の持ち方では、アポイント制はもちろん、リモート面談(オンライン面談)やデジタルツールの活用を期待する意見が多く寄せられた。一方で、リモート面談による弊害として、情報提供のタイミングの遅さや「ネットで十分」といった声もみられた。製薬各社ともアフターコロナに向けてMRのデジタル武装に余念がないが、現場の薬剤師の意...