後期開発品 がん領域が4割占める 次いで免疫・炎症系疾患、精神・神経系疾患
25年1月版 疾患別リスト
公開日時 2025/01/01 00:02
ミクス編集部は製薬企業78社(内資系企業51社、外資系企業27社)の国内フェーズ2以降の開発品を調査し、「新薬パイプラインリスト2025年1月版疾患別」をまとめた。P3以降の後期開発プロジェクト数(以下、品目数)は556品目で、うち申請中は87品目だった。疾患別リストは共同開発品を1品目としてカウントしたもの。後期開発品の4割となる222品目が、がん領域で、がん種別にみると、多い順から血液がん(59品目)、肺がん・悪性中皮腫(51品目)、乳がん(28品目)、膀胱がん(15品目)、前立腺がん(13品目)――となった。がん領域に次いで後期開発品数が多いのは炎症・免疫系疾患81品目、精神・神経系疾患47品目、ワクチン22品目、呼吸器系疾患16品目――。炎症・免疫系疾患では4分の1が炎症性腸疾患の開...