住友ファーマ 再生医療推進室を新設 住友化学との再生・細胞医薬の合弁会社への機能承継で
公開日時 2025/01/20 04:50
住友ファーマは1月17日、再生医療推進室を新設すると発表した。住友化学との再生・細胞医薬事業に係る合弁会社「RACTHERA(ラクセラ)」や「S-RACMO(エスラクモ)」に住友ファーマの再生・細胞医薬事業に関連する組織を再編して承継するため。再生医療推進室は、今回の承継に伴い、住友ファーマの再生・細胞医薬分野における技術・知見を最大限活用し、関係会社との連携を推進する。
再編対象の組織は、▽再生・細胞医薬事業推進室、▽再生・細胞医薬神戸センター、▽再生・細胞医薬製造プラント――となる。
ラクセラは再生・細胞医薬事業の研究開発等を担う合弁会社で、営業開始は2月1日を予定している。出資比率は住友化学66.6%、住友ファーマ 33.4%となる。エスラクモは再生・細胞医薬分野の製法開発、製造などのCDMO事業を行うための合弁会社。20年9月に設立した。出資比率はラクセラを同じ。