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FRONTEOと丸石製薬 AI創薬支援サービスを活用したバイオマーカー探索 共創プロジェクト開始

公開日時 2025/01/10 04:50
FRONTEOと丸石製薬は1月9日、AI創薬支援サービスを活用したバイオマーカー探索に関する共創プロジェクトを開始すると発表した。FRONTEOの仮説生成に特化したAI創薬支援サービス「FRONTEO Drug Discovery AI Factory」を用い、丸石製薬がこれまで蓄積してきた知識や技術と組み合わせて適切なバイオマーカーを見つけ出すというもの。今回の共創プロジェクトを通じ、丸石製薬としても医薬品の研究開発を加速させたい考え。

FRONTEOは、自社開発の特化型AI「KIBIT(キビット)」を通じ、既知の文献情報から記載のない未知の関連性を発見する独自技術を用いて、疾患関連性の高い未報告の標的分子を抽出し、その根拠となる疾患メカニズムなどの仮説とともに提示するソリューションを提供している。すでに複数の製薬会社と進めている共創プロジェクトにもこの技術が活用されており、クライアント企業の医薬品開発の成功確率向上などに貢献している。

一方で、丸石製薬は、周術期・急性期・救急医療領域と感染対策領域、さらには支持医療(がんサポーティブケア)を主なターゲットとし、その周辺領域も含めたアンメットメディカルニーズを満たす研究開発シーズの探索、基礎的な創薬研究、製剤設計、CMC関連試験、非臨床試験、臨床試験、さらには市販後の育薬に至る一貫した研究開発活動に取り組んでいるところ。

共創プロジェクトでは、ドライ研究(データ解析)とウェット研究(細胞、動物などを用いた生物学的試験)へと進める重要なプロセスにおいて、FRONTEOと丸石製薬の創薬研究者が垣根を越えて密に連携し、両社が保有する知識や技術を取り入れ、その相乗効果を最大限に発揮した成果物の創出を目指す。今回は、医薬品の作用メカニズムや治療効果などの判定に重要な役割を担うバイオマーカーを探索することで、丸石製薬の医薬品研究開発を加速させる方針だ。
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