日本のAI創薬変革プロジェクト「Tokyo-1」が始動
アステラス製薬、小野薬品、第一三共が参画 参加企業拡大へ
公開日時 2024/12/01 00:00
三井物産とNVIDIAは、日本のAI創薬能力の強化を目的としたプロジェクト「Tokyo-1」を23年春に立ち上げた。このプロジェクトは、NVIDIAと三井物産の100%子会社・ゼウレカ社が協業して作り上げた「創薬AI支援サービス」で、すでにアステラス製薬、小野薬品、第一三共が参画している。具体的な取り組みは、国内での創薬研究の効率化に資する高速、大容量の計算能力を有するスーパーコンピューターの構築と共に、最先端のAIサービスを提供するというもの。Tokyo-1は、AIスーパーコンピューターNVIDIADGXH100を採用しており、ゼウレカが最先端のシステムを構築する。ゼウレカの最先端のAIシステムとシミュレーションの高度な能力を駆使し、従来の創薬の枠を超越した次世代のアプローチを可能にすると...