三井物産とNVIDIAのAI創薬支援サービス「Tokyo-1」をご存じだろうか
公開日時 2024/12/01 00:00
編集長沼田佳之製薬ビジネスへのAI浸透が加速している。AI活用の最先端を行く創薬分野では、米国の半導体大手NVIDIA社と三井物産が協業して、AI創薬支援サービス「Tokyo-1」の提供に着手した。国内大手製薬企業のR&D部門も熱い眼差しを注ぐ。すでにアステラス製薬、第一三共、小野薬品がAI創薬プロジェクトへの参画に名乗りを上げている。この潮流に追随する企業も散見される。バイオ創薬を中心に多様化するモダリティに対応した次世代型新薬創出が製薬ビジネスの成否のカギを握る。新薬開発に多くの時間とコストが費やされる中で、AIを活用したR&D戦略の火蓋が切られた。AI創薬支援サービス「Tokyo-1」はいかにして立ち上がったのか――。スパコンを使った大規模な創薬プラットフォーム構想が本...