持田製薬 潰瘍性大腸炎治療薬・リアルダ 小児の用法・用量追加を一変申請
公開日時 2024/07/23 04:50
持田製薬は7月22日、潰瘍性大腸炎治療薬・リアルダ錠について、小児の用法・用量追加を一変申請したと発表した。現在は成人(15歳以上)の適応を持っている。小児の用法・用量追加に係る臨床試験は、年齢の下限は設定せず、上限は16歳とし、体重18kg以上90kg以下の被験者を対象に実施した。
持田製薬は「小児の潰瘍性大腸炎の患者さんのQOL向上に貢献できるよう、承認取得に向けて尽力する」としている。
持田製薬は2009年にシャイアー・ファーマシューティカルズ・グループ社より本剤を導入(23年に武田ファーマシューティカルズUSAに移管)して国内開発を進め、16年より潰瘍性大腸炎治療薬として販売している。標的部位である大腸に有効成分のメサラジンが送達され、同部位にて持続的に放出される「MMXテクノロジー」を採用。活動期、寛解期ともに1日1回経口投与で用いる。