条件付き承認制度の見直しなどでドラッグ・ラグ・ロス、医薬品の安定供給などに対応厚生労働省大臣官房審議官（医薬担当）佐藤大作氏に聞く薬機法改正で医薬品アクセス３つのステージに制度的対応――薬機法改正を通じて、目指すことをお聞かせください。佐藤審議官今回の薬機法改正を通じ、様々なアクセス面での課題を分解し、制度的な対応を行いたいと考えている。最上流にあるドラッグ・ラグ/ロス問題、後発品の供給不安が象徴する医薬品製造をめぐる課題、最後に患者さんから見た際のラストワンマイルである薬局・販売業の３つのステージがあると考えている。――ドラッグ・ラグ/ロス解消に向け、今回の薬機法改正で目指す方向性とは。佐藤審議官小児や希少疾患に対するアンメットニーズが指摘されており、医療現場からの期待感に応えられていない...