東邦HD 15年度業績を上方修正 C肝薬ハーボニーとソバルディ、がん免疫療法薬オプジーボ好調で
公開日時 2016/04/19 03:51
東邦ホールディングスは4月18日、2016年3月期(15年度)業績予想を上方修正し、売上は直近の予想より500億円増となる1兆3000億円になると発表した。今期の上方修正は2回目となる。理由は、第3四半期(15年10月~12月)以降の医療用医薬品市場で、経口C型肝炎治療薬ソバルディ、同治療薬ハーボニーのほか、15年12月に非小細胞肺がんの適応を追加したがん免疫療法薬オプジーボといった新薬の成長が「予想を大きく上回った」ためとしている。
修正後の業績予想は、売上1兆3000億円(前回予想からの増減率4.0%増、増減額500億円増)、営業利益280億円(同76.1%増、121億円増)、経常利益340億円(56.0%増、122億円増)、純利益210億円(81.0%増、94億円増)――となる。