2013/12/27
臨床現場に登場する新規抗凝固薬として4剤目、第Ⅹa因子阻害薬として3剤目となるエドキサバン。非弁膜症性心房細動患者を対象に行われた同剤の国際多施設共同臨床第3相試験「ENGAGE AF-TIMI48(Effective aNticoaGulation with factor xA next Generation in Atrial Fibrillation)」の結果では、高用量、低用量ともにワルファリンへの非劣性を示した。一方で、優越性を示すには至らず、高用量で傾向を示すにとどまった。11月16~20日まで米国・ダラスで開かれた米国心臓協会年次学術集会の中から、トピックスを紹介する。(米国・ダラス 望月 英梨)