内資系企業の動向
公開日時 2013/09/01 00:00
ファルマ・マーケティング・サーベイ研究所所長世古主義夫対象国を一国に絞り込んで調査・分析するのではなく、地域あるいは国を先進国群等と塊で複数国を同時並行的に、膨大なデータを駆使して調査する本方式(データサイエンス方式)を推奨してきた。本連載の最後に内資系企業の実態について20数社をインタビユーした。その結果を紹介する。実態としては本方式を採用している企業は皆無との印象を受けた。確かに導出する製品の製品力、資金力等の実力からすると、已む得ないかとの印象ではあるが、チャンスは何時到来するかわからない。こちら側に知識があれば全く新たな戦略も考えることができるし、現計画に齟齬があっても次の案も短期の内に提示できる可能性がある。いずれにしても広範囲で深堀し得る本方式を新たな調査企画方式として提唱する。...