2011/01/30
国内の血漿分画製剤の市場約1200億円のうち、およそ2割を占め、同領域におけるメーカー別売上で2位の実績をもつCSLベーリング(東京都中央区)。2010年度の業績については半期を過ぎた時点で順調に計画を達成しており、このペースでいくと年間計画を上回る勢いであり、好調に売り上げを伸ばしている。「数年以内に血漿分画製剤市場でナンバー1のシェア獲得を目指し、10年以内に売上を3倍まで伸ばす」と目標を掲げる同社の山部清明代表取締役社長に、今後の経営戦略や経営者としての考え方などについて話を伺った。