日本調剤 全薬局店舗平均のGE数量シェアが85%に 18年6月
公開日時 2018/07/26 03:50
日本調剤は7月24日、調剤薬局全店舗で調剤する後発医薬品(以下、GE)の数量シェアが18年6月に85%に到達したと発表した。同社は、政府が掲げる20年9月までのGE数量シェア80%目標を16年度に突破している。多くの患者にGEを使用してもらうため、店舗では500品目ものGEを常時品揃えし、患者にGEを積極的に紹介する取り組みを進めてきた。
同社は、「引き続き、経済性に優れ、日本の医療費軽減に有効なジェネリック医薬品の普及活動を進める」としている。同社によると、患者が先発品からGEに変更した際の差額を試算したところ、17年度で年間約237億円の削減効果があったという。