沢井製薬は1月30日、20年にわたり同社のイメージキャラクターを務めた俳優の高橋英樹さんとの広告出演契約が3月末で満了を迎えると発表した。同社の広告宣伝やジェネリック医薬品の啓発への貢献に感謝を込めて、本社ビル（大阪市淀川区）の屋外看板デザインを期間限定で変更する。

高橋さんは2004年のテレビCM放送開始当初から現在までイメージキャラクターとして活躍。「ジェネリック医薬品」という言葉が世の中に知られていなかった時代から10本以上のCMに出演し、ジェネリック医薬品の認知度向上や社会的な役割の理解醸成に貢献した。

同社は「感謝を胸に、私たちは次のサワイへ」とのメッセージを掲げ「この言葉に込めた決意とともに、社員一人ひとりが一層の力を発揮し、患者さんに寄り添うジェネリック医薬品の提供を追求していく」と謝意を示した。高橋さんも「テレビCM等を通じて、多くの方々に『ジェネリック医薬品』という言葉を知っていただき、使用促進にお役に立てました事はとても嬉しいことです」とのコメントを寄せた。