サノフィ ヘルスケア業界目指す女子学生対象に奨学生の募集開始 大学生は年100万円給付
公開日時 2025/01/09 04:48
サノフィは1月8日、将来の進路としてヘルスケア業界を目指している女子学生(大学生又は大学院生)を対象に、「サノフィ次世代奨学金」の奨学生の募集を開始したと発表した。選出された奨学生には、卒業・修了するまでの在籍期間中、年間100万円(大学生)又は120万円(大学院生)を給付する。返済は必要ない。募集期間は1月31日まで。履歴書などのほか、現在の研究もしくは勉学についてまとめたレポートを提出する必要がある。書類選考を経て、日本語の1次面接、英語の最終面接を行い、奨学生を決定する。
「サノフィ次世代奨学金」はグローバルで実施しているもの。前回の24年度実施分ではグローバルで最大100人の選出に対し、日本人は46人が応募し、このうち4人が奨学生に選ばれた。今回25年度実施分もグローバルで最大100人選出する予定。日本においては、特にジェンダーギャップに焦点を置き、将来的にヘルスケア業界への進路を検討している次世代の女子学生を対象とする。
サノフィ広報部によると、奨学生の選定にあたっては「サノフィの取組みに理解、共感していること」が前提になるとし、日本からは「将来的に医療業界への貢献を目指している、日本国籍を有する大学生又は大学院生の女子学生が対象」と説明した。将来の就職先として必ずしもサノフィを選ぶ必要はなく、多様な次世代ヘルスケアリーダーの育成を目指すとしている。
奨学金の詳細や募集要項は同社特設ページ「
A Million Conversations- Sanofi in Japan」に掲載している。。