協和キリン ルミセフ皮下注210mgペンの剤形追加を申請
公開日時 2024/07/02 04:46
協和キリンは6月28日、ヒト型抗ヒトIL-17受容体Aモノクローナル抗体製剤・ルミセフ皮下注210mgペンの剤形追加を申請したと発表した。ペン製剤は、既承認のシリンジ製剤と同一組成の薬液を自動的に注入するペン型の注射剤。在宅自己投与が必要な患者にとって自己投与における安全性と利便性の向上が期待できる。
シリンジ製剤は、2016年7月に既存治療で効果不十分な尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症を適応症として承認され、同年9月から発売された。その後、既存治療で効果不十分な強直性脊椎炎、X線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎、掌蹠膿疱症――の適応を追加した。