1兆円超投資は6社 メルクがトップに
研究開発費
公開日時 2021/07/01 00:00
BMSは前期比81%増内資系は武田がトップ20年度の研究開発費は、メルク(MSD)がトップの座についた。前年トップのジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が2位、18年度まで6年連続首位だったロシュが3位となった。年間1兆円以上を投じた企業は、トップ3社にブリストル・マイヤーズ、ギリアド・サイエンシズ、ファイザー――の計6社で、前年よりも2社増えた。研究開発費の伸びが最も大きかったのは、ブリストル・マイヤーズで前期比81%増。同社は、セルジーン社買収によるポートフォリオ拡大に関連した費用などが要因になったと説明している。また、前期比37%増のメルクでは、VelosBio社の買収など、買収や提携に関連した前払金の増加によるものとコメントした。内資系企業最高位は武田薬品。同社はシャイアーの買収...