キッセイ薬品は9月24日、２型糖尿病治療薬・マリゼブ錠25mg／12.5mg（一般名：オマリグリプチン）について、MSDから製造販売承認を承継したと発表した。マリゼブは2020年4月に両社間ですでに販売移管されており、キッセイ薬品が引き続き医療機関への情報提供・収集を担う。

マリゼブは週１回投与の持続性選択的DPP-4阻害薬で、MSDが15年11月に国内で発売し、20年4月からキッセイ薬品に販売移管されていた。今回の継承費用は25年3月期連結業績に織り込み済みとしている。