内資系の最高位は武田薬品の14位、7300億円23年度の研究開発費ランキングのトップは米メルクで、前年比2.25倍の300億ドル超、日本円にして約４兆2900億円を投じた。23年６月に米プロメテウス社を108億ドルで買収して炎症性腸疾患治療薬候補を獲得したのに続き、10月には第一三共とADC3製品に係る契約一時金55億ドルを含む大型提携を結んだ。前年に続き２兆円以上投じたロシュ（診断事業含む）が２位、J&J（医療機器含む）が３位。なお、ロシュの医療用医薬品のみの研究開発費は１兆9307億円（８％減）だった。これら３社に続く４位から11位までが１兆円台となっている。このうち、イーライリリーは62％増となり、前年の８位から４位に順位を上げた。通常の研究開発費が30％伸びるとともに、インプ...