研究開発型への転換「進む」は9割
24年度薬価制度改革の命題「ビジネスモデルの転換」
公開日時 2024/04/01 00:00
「長期収載品に依存するビジネスモデルから脱却し、高い創薬力を持つ研究開発型のビジネスモデルへの転換を進める」――。ビジネスモデルの転換を旗印に行われた2024年度薬価制度改革。新薬創出等加算の見直しや迅速導入加算の新設などイノベーション評価が拡充された一方、長期収載品に選定療養が導入された。ミクス編集部が24年度薬価制度改革を通じ、ビジネスモデルの転換が進むか尋ねたところ、「進む」と回答した企業が87%(27社)を占めた。「進む」選定療養の導入の影響指摘する声多く「進む」と回答した企業からは、「長期収載品に対する選定療養の導入なども含め、今後は革新的新薬を創出することが製薬企業に求められており、転換が進むのではないか」(内資)、「新薬のイノベーションが評価される仕組みとなることから、その動き...