シャイアー・ジャパン フォン・ヴィレブランド病薬を承認申請 遺伝性の出血性疾患
公開日時 2019/07/24 03:50
武田薬品は7月22日、グループ会社のシャイアー・ジャパンが、遺伝性の出血性疾患であるフォン・ヴィレブランド病の治療薬としてボニコグ アルファ(開発コード:「BAX111」)を日本で承認申請したと発表した。希少疾病用医薬品に指定されており、優先審査される。承認されれば、日本で初めての遺伝子組換えフォン・ヴィレブランド病の治療薬となる。
同剤は、遺伝子組換えヒトフォン・ヴィレブランド因子(VWF)製剤。止血に重要な役割を果たすVWFの質的異常または量的低下・欠損が起こる同疾患に対し、VWFを補充する。治験では18歳以上を対象に実施した。用法・用量は開示していない。
フォン・ヴィレブランド病は、人口の最大1%が罹患しているとされる。エイズ予防財団の調査によると、2018年5月末時点で国内診断患者数は1325人(男589人、女736人)で、年々診断患者数は増加しているという。
同剤は、成人患者の出血時治療及び管理を適応として、2015年12月に米国で初めて販売承認を取得(販売名:VONVENDI)。その後EU、スイス、カナダで承認された。