19年4月号連動 抗インフルエンザ薬ゾフルーザの処方医コメント一覧
公開日時 2019/03/29 00:01
2018年3月に発売され、18-19年のインフルエンザシーズンを前に注目を集めていた抗インフルエンザウイルス薬ゾフルーザ。A型またはB型のインフルエンザウイルスに対して1回の経口投与で済み、既存のノイラミニダーゼ阻害薬とは異なる作用機序で細胞内でのウイルス増殖を阻害することにより、速やかなウイルス減少が期待されている。本連載(18年11月号掲載)のシーズン前調査でも、タミフル、イナビル、リレンザ、ラピアクタといった既存薬との比較で、ゾフルーザは「最も処方しようと思う薬」で10代から80代までの各年代でトップを占めた。この結果からも同薬品への期待感が大きかったことがわかるが、インフルエンザシーズンに入った18年12月、横浜市の小学校で集団感染が発生し、ゾフルーザが投与された小児から、感受性が約...