16年5月号連動 抗潰瘍薬タケキャブ メディアミックスで全方位的攻勢へ 特にMR活動量多く
公開日時 2016/04/30 00:00
【3月度調査】3月1日に長期処方制限が解除された抗潰瘍薬タケキャブがMR、インターネット、研究会・講演会――のいずれの情報チャネルでも存在感を発揮し、GP、HPともに、全チャネル合計の処方影響力でトップとなった。特にMR活動による処方影響力は、2位の製品との差が、GPで約1.9倍、HPで約2.4倍にのぼった。タケキャブを共同販促している武田薬品と大塚製薬の活動量の多さ、メディアミックスによる全方位での活動が垣間見える。3月の全チャネル合計の処方影響力をみると、トップのタケキャブに次いで、GPは2位がSGLT2阻害薬ジャディアンス、3位が睡眠障害用薬ロゼレム――、HPは2位がロゼレム、3位が経口抗凝固薬エリキュース――だった。前月まで8か月連続でトップの座にいたイグザレルトはGP、HPともに4...