大塚製薬 インフル診断キットの使用法を立体映像で スマホかざして確認
公開日時 2014/10/15 03:51
大塚製薬は10月14日、インフルエンザウイルス診断薬「クイックナビ-Flu」について、紙に印刷されたイラストや画像にスマートフォンやタブレットのカメラをかざすと、使用法を立体的な映像で確認できる資材の提供とそのための無料アプリの公開を医療者向けに始めたと発表した。これはARという技術を用いたもので、鼻腔内綿棒挿入による検体採取のイメージを確認できるほか、患者への説明などにも使用できる。
また、患者向けとして、医療機関で配布される指導せんに掲載された、アプリに対応したイラストにスマホなどのカメラをかざすと、マスク装着と手洗いなどインフルエンザに役立つ動画を見ることができる。
このアプリは、iPad、iPhone、Android、Windowsタブレットで動作する。アプリ名は「ARで知る!インフルエンザ」。入手先はhttp://poct.jp/(iPad、iPhone用は準備中)
同剤は、鼻腔内の液を採取してウイルスの有無を判定するも体外診断用薬で、製造販売元はデンカ生研。