血清または血漿中のインタクト副甲状腺ホルモン（PTH）を測定する「アーキテクト・PTH」（一般名：インタクト副甲状腺ホルモンキット）について、製造元のアボットジャパンが2014年１月に行った調査の結果、測定した患者検体の数値が、12年8月当時の調査結果よりも13～45％程度高値にシフトしていた。測定値のシフトは全測定範囲に認められ、当該製品で測定すると本来より高い値が出る可能性があるため、使用期限内の当該ロット（合計1945キット）を自主回収する。なお、高い測定値が臨床に報告された場合であっても、診断は他の検査結果や臨床症状などにもとづいて総合的に判断されることから、アボットジャパンは「重篤な健康被害が発生する可能性はない」としている。出荷時期：13年４月３日～14年２月３日。製造販売業者：...