睡眠の生活への影響 日米仏7000人を意識調査 サノフィ
公開日時 2012/05/23 04:01
睡眠の質が生活に影響するとしてサノフィ・アベンティスが日米仏の約7000人を対象に行った睡眠意識調査の結果が5月22日、発表された。それによると、平均睡眠時間は米・仏人とも7時間に対し、日本人は30分短い6.5時間。これで睡眠に対する満足度では日本人が最も低かったのは分かるにしても、適切な時間とされる7~9時間を確保した人たちでも、睡眠の満足度は米・仏人はいずれも約7割に上るのに対し、日本は約5割にとどまるという結果となった。
それら睡眠の満足度は、日中の活動に影響。「日中に眠気を感じる」人は米国人で56.0%、仏人で30.3%に対し、日本人は70.9%。「集中力がない」とした人の割合も米・仏人はそれぞれ1割未満なのに対し、日本人は17.4%と、日本人の日中の活動低下が示唆された。
調査は11年8月、30歳以上の成人6973人(日3282人、米1725人、仏1966人)を対象にインターネットで行われたもの。