MR数の多い製薬企業は有利?
公開日時 2010/03/29 00:00
熊西弘(エムスリー株式会社)スポーツの世界では、野球9人対9人、アメフト11人対11人と試合開始から終了まで、両チームの人数が決められているスポーツもあれば、サッカーのように開始時は11人対11人でも、赤いカード1枚で10人対11人の局面になり、一気にチーム形勢が不利になるスポーツもある。では、営業の世界では?図1は、各製薬会社のMR数と、医師がそれぞれの製薬会社から情報提供を受けた時間の累計を表している結果である。ランキングはほぼ同じである事から、MR数が多ければ多いほど、医師に対して情報提供できる時間は有利なようである。もう少し分かりやすく見る為に、これらの数字を横軸にMR数、縦軸にMRによる情報提供時間合計として散布図を描いたのが図2だ。MR数が多くなればなるほど(右に行けば行くほど)...