変わる急性期病院 高度急性期と一般急性期に機能分化も
公開日時 2014/03/18 05:00
第9回特定集中治療室管理料、ハイケアユニット入院医療管理料、総合入院体制加算中小企業診断士平田雄一郎急性期医療は、高度急性期と一般急性期の役割分担と機能をより明確にしていく方向です。特に、高度急性期病床は、超高齢化が進む中でその必要性が高まっています。背景としては、救急搬送を伴う重症度の高い患者は、高齢化の進展に伴い増加傾向だからです。急性期医療は、患者の軽症から重症の度合いに応じて受け入れ体制が整備されることが望ましいため、今回の改定では、急性期病床の位置づけを明確にし、機能分担を進めていく方針が改定点数の上でも明確に示されました。これからの急性期病床とは、看護配置7対1が認められた病床を指すことになるでしょう(資料1)。それ以外の病床は、急性期後(ポストアキュート)、あるいは、回復期を担...