アッヴィ 乾癬治療薬リサンキズマブを承認申請 12週間に1回投与
公開日時 2018/06/04 03:50
アッヴィ合同会社はこのほど、乾癬に用いるインターロイキン23(IL-23)阻害薬リサンキズマブを日本で承認申請したと発表した。申請日は5月25日付。12週間に1回の皮下注射で用いる。リサンキズマブが承認されれば、日本で承認されている乾癬に適応を持つ生物学的製剤のうち最も投与頻度が少ない治療法となる。
同社は、既存治療で効果不十分な尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症――の4つを予定適応として申請した。IL-23は炎症過程に関わる重要なサイトカインで、数多くの免疫関連疾患に関連していると考えられている。リサンキズマブはIL-23のp19サブユニットに結合して、IL-23を選択的に阻害する。