３年連続首位だったエンレストの連覇を阻んだのは、2024年９月に国内初のアルツハイマー型認知症に伴うアジテーションの追加適応を取得したレキサルティだった。添付文書で専門医との連携のもと投与患者を慎重に判断する旨の注意喚起がされていることもあり、「新しい使い方を見出し、薬事法にのっとり説明」との情報提供を受けた際の丁寧なやり取りが類推できる声もあった。２位のフォシーガについては製品の適応の広さに加え、「EBMをしっかり伝えようとする熱意」を認めるコメントが見られた。調査概要ミクス編集部がエムスリー社の協力を得て、m3.com登録医師（有効回答：850人、開業医400人／勤務医450人）を対象にインターネットで実施した。対象医師は、一般内科、循環器科、消化器科、呼吸器科、精神神経科、整形外科、皮...