アルフレッサ メドレーと業務資本提携 ヘルステック・データビジネスを推進
公開日時 2025/01/24 04:51
アルフレッサホールディングスは1月23日、子会社のアルフレッサと医療プラットフォーム事業などを展開するメドレーとの間で業務資本提携契約を締結したと発表した。ヘルステック・データビジネスのさらなる推進を図る。両社は今後、▽薬局向けDXソリューションの開発・販売、▽病院・診療所向けプロダクトにおける連携、▽その他医療・ヘルスケア領域におけるDXソリューションの連携を目指す業務提携――について協議を進める。
今回の提携により、アルフレッサが保有するアクシスルートホールディングス(HD)の全株式をメドレーの株式と交換し、アルフレッサは株式交換の対価としてメドレーの株式を取得する。アルフレッサはメドレーの発行済株式の0.49%を保有する。
アクシスルートHD傘下のアクシスは、クラウド型電子薬歴のリーディングカンパニーで、クラウド型電子薬歴「Medixs(メディクス)」を開発・提供している。メドレーは薬局向けDX事業のシナジー創出を目的としてアクシスHDを完全子会社する予定。アルフレッサは今後もアクシスとの事業連携を継続するとともに、メドレーとの協業を進める。
アルフレッサは2012年のアクシスルートHDとの資本提携契約締結を契機に、アクシスを協業パートナーとして調剤薬局向け提案営業の強化など多くの事業連携を行っていた。