フェリング キッセイ薬品とのミニリンメルトとデスモプレシン製剤の販売提携終了 4月から単独展開
公開日時 2025/01/15 04:47
フェリング・ファーマとキッセイ薬品は1月14日、フェリングが創製したデスモプレシン酢酸塩水和物を有効成分とするミニリンメルトOD錠と、デスモプレシン点鼻スプレー及びデスモプレシン静注(以下、デスモプレシン製剤)について、国内における販売提携を終了すると発表した。ミニリンメルト及びデスモプレシン製剤のキッセイ薬品による販売及び情報提供活動は3月31日付で終了し、4月1日からフェリングが単独で販売及び情報提供活動を行う。フェリングのMR数は55~60人。
提携終了となる製品は、ミニリンメルトOD錠25μg、50μg、60μg、120μg、240μgと、デスモプレシン点鼻スプレー2.5μg「フェリング」、デスモプレシン静注4μg「フェリング」――の7品目。キッセイ薬品は2023年度に計36億6200万円を売り上げた。
キッセイ薬品は今後も泌尿器領域を重点領域のひとつと位置付け、過活動膀胱治療薬・ベオーバ、排尿障害改善薬・ユリーフ、筋層非浸潤性膀胱がんを対象疾患に開発中の腫瘍溶解性ウイルス療法「CG0070」を3本柱に展開するとしている。