2型糖尿病薬・ツイミーグで想起医師数急増 長期投与解禁、厳しい事業環境もあいまってリソース集中
プロモーション系チャネル 22年10月調査
公開日時 2022/12/25 00:00
「MR活動」などプロモーション系情報チャネルで2型糖尿病治療薬・ツイミーグ(住友ファーマ)を想起した医師数が2022年10月調査で急増した。同剤の想起医師数は1万7000人(拡大推計、100人未満切捨て)で、前回7月調査比57%増、人数で約6100人増えた。9月の長期投与解禁に伴うプロモーション強化が主な要因と考えられるが、同剤を製造販売する住友ファーマは、▽主力の2型糖尿病薬のGLP-1受容体作動薬・トルリシティの突然の12月末での販売提携終了、▽米国事業での減損損失(約544億円)による22年度連結業績の赤字予想――といった厳しい事業環境に直面しており、ツイミーグの営業活動によりリソースを集中したことも反映したとみられる。この調査結果はインテージヘルスケアが提供する医師約1万人を対象に情...