田辺三菱製薬 ALS対象にコンデンセート創薬技術活用の低分子創薬で共同研究契約締結 米ベンチャーと
公開日時 2024/12/06 04:49
田辺三菱製薬は12月5日、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を対象に、コンデンセート創薬技術を活用した低分子創製を目的とする共同研究契約を米ボストンのDewpoint Therapeutics社と締結したと発表した。TDP-43を標的とする小分子凝縮体モジュレーターの開発を進める。Dewpoint 社によると、契約額は最大 4 億 8000 万ドル(約720億円)。
契約は、12月1日から有効になる。契約条件にもとづき、田辺三菱製薬はDewpoint社に前払金を支払う。また、マイルストンを達成した場合は、別途、ライセンス契約を締結し、田辺三菱製薬が臨床開発及び商業化について全世界で独占的に実施するオプション権を取得する。