性、障害、難病・・・誰もが自己否定しない社会の実現へ
「性的少数者として他のマイノリティのことも理解したい」
公開日時 2024/06/01 00:00
東京レインボープライドに製薬企業の当事者も参加性の多様性について理解を深める催し「東京レインボープライド」が先月、東京・代々木公園周辺で開催された。ミクス編集部の調べでは、製薬産業からは15社がブースを出展するなどし、多くの従業員が参加した。このうち武田薬品に勤務する大多和拓磨さん(26歳)は、今回ゲイ当事者としてイベントに初参加した。入社当時は当事者であることを隠していたものの昨年、社内の上司や同僚に打ち明けた。「自分はダメな人間だ」と悩んだ日もあったが、周囲の理解を得たことで、今は社内で楽に過ごせるようになったという大多和さん。性的少数者として、他のマイノリティの人達を理解していきたいという思いは強い。「医薬業界にいる者として、障害や難病など他のマイノリティの人達のことについても学び続け...