アンジェス 新型コロナワクチンで阪大病院 第1/2相臨床試験を開始
公開日時 2020/09/09 04:50
アンジェスは9月8日、新型コロナウイルス感染症向けのDNAワクチンで、大阪大学医学部附属病院での第1/2 相臨床試験を開始しことを発表した。試験は、ワクチンとして最適な接種間隔および接種回数などを検討する。開発は計画通り進んでおり、接種完了後の経過観察を経て、大阪市立大学医学部附属病院および大阪大学医学部附属病院での第 1/2 相臨床試験成績を総合的に判断する。速報結果を、2020年第4 四半期に公表する予定。
またアンジェスは同日、米国ブリッケル・バイオテク(Brickell Biotech)と新型コロナウイルス感染症のDNAワクチンに関する共同開発契約を締結したことを発表した。DNAワクチン開発は、米国での臨床開発を検討している。具体的な内容は、ブリッケル・バイオテクと協議のうえで進める。