KMバイオロジクス 日本血液製剤機構と血漿分画製剤で提携契約締結
公開日時 2020/01/28 04:50
KMバイオロジクスと日本血液製剤機構は1月27日、KMバイオが製造販売している血漿分画製剤の献血グロブリン注射用2500mg「KMB」(一般名:乾燥ペプシン処理人免疫グロブリン)について販売提携契約を締結したと発表した。同剤は現在、アルフレッサファーマが販売しているが、4月1日以降はアルフレッサファーマに代わって日本血液製剤機構が流通、販売、MRによる情報提供・収集活動を行う。
また、KMバイオが製造販売しているバイクロット配合静注用(乾燥濃縮人血液凝固第X因子加活性化第VII因子)についてコプロモーションする契約も締結した。同契約により4月1日以降、同配合静注用の流通・販売は従来通りKMバイオが行い、MRによる情報提供・収集活動は両社共同で行う。
両社は、今回の契約締結を通じて、「より一層、日本国内における血漿分画製剤の安定供給と国内自給に貢献していく」としている。