MR数削減で1人当たり生産性を維持・向上
MR1人当たり生産性
公開日時 2024/07/01 00:00
2年連続でトップは中外製薬、前年減も5億2100万円ミクス編集部は製薬各社が公表した直近の国内医療用医薬品売上高と、MR数調査結果(ミクス6月号掲載)を用いてMR一人当たり生産性を試算した。トップの中外製薬は5億2100万円で、前年度比2400万円減。ただコロナ中和抗体薬ロナプリーブの政府買上げ分(812億円)を除くと、生産性は4億4600万円となる。2037億円の政府購入分があった前年度の生産性は3億7500万円。MR数の削減もあり、生産性が向上し、2年連続のトップとなった。2位の参天製薬も5億円台に乗せ、2年連続の2位となった。MR数は前年度比80人減とした。このようにMR一人当たり生産性をみると、多くの企業でMR数を削減しながら生産性を維持、向上させる傾向がみてとれる。初の大台に乗った...