【開発品リスト】20年1月版 疾患別 プライマリー領域の申請品も多く
糖尿病、アトピー、保存期腎性貧血、喘息など
公開日時 2019/12/28 00:00
ミクス編集部が製薬企業69社の新薬開発状況をまとめた「新薬パイプラインリスト20年1月版疾患別」によると、19年11月末時点でP3以降の国内開発プロジェクト数(以下、品目数)は467品目あり、うち、最多はがん領域の170品目で36%を占めた。申請中の品目は98、うち、がん領域が27品目で3割近くあった(いずれも共同開発品は1品目としてカウント。未承認成分が2つの適応症で申請している場合、新有効成分の数も2つとカウント)。がん領域の後期開発品の多さは、免疫チェックポイント阻害薬の効能追加の多さによるもので、この傾向は近年変わらない。このようななか、20年1月版リストでは糖尿病、アトピー性皮膚炎、腎性貧血(慢性腎臓病の保存期を含む)、気管支喘息といったプライマリー領域の新薬の申請が目を引く。■初...