申請数は87 多くが25年に承認・上市へ
COPD初の抗体製剤が申請中 肥大型心筋症など難病でも
公開日時 2025/01/01 00:00
ミクス編集部が製薬企業78社の国内フェーズ2以降の開発品を集計したところ、2024年12月6日時点で申請中のプロジェクト数(以下、品目数)は速報値で87品目となった。国内の審査期間は約10カ月のため申請品の多くが25年中に承認・上市されるとみられる。申請品にはCOPDに対する初の抗体製剤や、EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がん(NSCLC)に対する二重特異性抗体と新規EGFR-TKIとの併用療法があり、いずれも標準治療と比較して有意な効果が示されたもの。診療ガイドラインの改訂に至る可能性がある。肥大型心筋症やアラジール症候群など国の指定難病に対する新薬申請も確認された。(神尾裕)製薬各社の公表資料やアンケート、厚労省資料をもとに国内P2以降の開発品を集計した結果、約800品目あった。申請品...