流通透明化は国が主導 未妥結減算に単品単価契約率!
公開日時 2018/01/31 00:00
サプライチェーンロジスティクス研究会保高英児21年度毎年改定へ環境整備!卸のラストチャンス・問われる存在価値!2017年11月に中医協で示された薬価制度改革案は、毎年改定を筆頭に抜本的な薬価低減策が並ぶ。医薬品業界にとって、春の見えない厳冬期突入である。同年12月の流改懇では、流通改善の膠着状態脱却のため、国の主導と、ガイドライン制定が決まった。さらに1月10日の中医協総会では、未妥結減算制度に単品単価契約率の報告を盛り込む案が決まった。卸にとってはラストチャンスだが、自由競争経済下の川上・川下との価格交渉は、厳冬期を迎え厳しさを増す。流通改善は毎年改定への環境整備で、残された時間は3年だ。薬政連会長の鹿目広行氏に話を伺った。単品単価取引は膠着、乖離率は9%台突入17年9月の薬価調査での平均...