田辺三菱と阪大微研の合弁会社「BIKEN」事業開始 ワクチン製造会社
公開日時 2017/09/05 03:52
田辺三菱製薬と阪大微生物病研究会(阪大微研)は9月4日、ワクチン製造のための合弁会社「株式会社BIKEN」が1日から操業を始めたと発表した。田辺三菱は阪大微研が製造するワクチンの販売元として50年以上、相互連携している。合弁会社を設立して生産ノウハウなどを共有することで、生産基盤の強化、ワクチンのさらなる安定供給につなげる。田辺三菱としては合弁会社から創出された新たなワクチンの販売に関する優先権を得るメリットもある。
出資比率は、阪大微研が66.6%、田辺三菱製薬が33.4%。住所は香川県観音寺市瀬戸町4-1-70。 代表取締役社長は元田辺三菱製薬監査部長の宅康次氏(現阪大微研常務理事)。従業員は553人。