JGA GE数量シェア 16年度第1四半期で60.1% 15年度第4四半期から2.1ポイント増
公開日時 2016/09/30 03:50
日本ジェネリック製薬協会(JGA)は9月29日、2016年度第1四半期(16年4~6月)のジェネリック(GE)の数量シェアが速報値で60.1%だったと発表した。四半期ベースでみて60%を超えるのは初めて。15年度第4四半期(16年1~3月)から2.1ポイント増となる。四半期ごとのシェア数値は、JGA理事・幹事会社のデータとIMSデータに基づくもの。
最近の四半期ごとのシェア推移は、15年度第1四半期(15年4~6月)が54.4%、第2四半期(7~9月)が54.7%、第3四半期(10~12月)が56.1%、第4四半期が59.0%――。16年4月の調剤報酬改定で算定要件が引き上げられた「後発医薬品調剤体制加算」で、直近3か月の実績が必要となることから、15年度第4四半期にGEの数量が大きく伸び、16年度第1四半期も同様の理由で高い水準で伸びたとみられる。