アステラス 細胞培養の季節性インフルエンザワクチンを承認申請
公開日時 2014/06/03 03:50
アステラス製薬は5月30日、組換えインフルエンザHAワクチン(開発コード:ASP7374)について、インフルエンザの予防の効能・効果で承認申請したと発表した。同ワクチンは、遺伝子組み換え技術を利用し、次世代製造プラットフォームであるBEVSと呼ばれる細胞培養法で製造されたもの。季節性インフルエンザの予防に用いる。米国では2013年1月に承認取得済み。
申請は、孵化鶏卵ワクチンとの二重盲検試験などの結果に基づいて行われた。開発はUMNファーマとの共同であり、アステラス製薬は申請に伴ってUMNファーマに開発マイルストンを支払う。