在宅医療に取り組む機能強化型の保険薬局を把握しよう!
公開日時 2014/04/11 05:00
第15回進む在宅医療保険薬局の場合中小企業診断士平田雄一郎今回の改定では、基準調剤加算での在宅実績の要件化など、在宅薬剤管理指導業務を評価し、さらに推進する内容が盛り込まれています。在宅医療の普及が求められている中で、保険薬局が在宅薬剤管理指導を行うことは必要不可欠です。外来での調剤に加えて、在宅薬剤管理指導業務にも取り組む保険薬局は増加しています。大都市では、外来の処方せんの受付を行わない、在宅薬剤管理指導業務に特化した保険薬局の存在が見受けられます。今後これまでとは異なった形態の新たなスタイルの薬局が登場するかもしれません。基準調剤加算は、一定の施設基準を満たすことで、個々の保険薬局が処方せん受付ごとに算定できる点数です(資料1)。施設基準は、備蓄医薬品数、薬剤服用歴記録などの薬学的管理...