興和と第一三共 リバロとオルメテックの販売提携 6月末で終了 7月以降は単独販売
公開日時 2013/04/08 04:01
興和と第一三共は4月5日、高脂血症治療薬リバロ錠(一般名:ピタバスタチンカルシウム)と高血圧症治療薬オルメテック錠(一般名:オルメサルタン メドキソミル)の販売提携を6月30日で終了すると発表した。7月1日以降は興和がリバロを、第一三共がオルメテックを、それぞれ単独で販促・販売する。生活習慣病領域での戦略提携として2社で両剤を育成してきたが、「販売戦略の見直し」を理由に、提携契約を終了することで合意した。
リバロは03年9月の発売以来、オルメテックは04年5月の発売以来、それぞれ共同販売してきた。IMSが公表した2012年通年の薬価ベースの売上は、リバロ(興和創薬分)が419億円、オルメテック(第一三共分)が835億円――。なお、リバロは年内に特許切れとなる見方もある。オルメテックの特許切れは17年とされる。