高騰著しい皮膚科用ジェネリック・クリーム
公開日時 2012/09/06 04:00
アメリカでは皮膚科医が処方する治療薬としてのジェネリック・クリームや軟膏の価格高騰が激しく、ほとんど社会問題になろうとしている。(医療ジャーナリスト西村由美子)たとえばかゆみ止めに用いられる軟膏”BetamethasoneDipropionate”は2008年にはチューブ1本$18.17であったものが2012年現在$71.28、同様に、2008年には$29.25であったPermethrinクリームは$71.08と、4年間で平均4倍も値上がりしているのである。(いずれもRedBook調べ:http://aapredbook.aappublications.org/)医薬品市場が通常の市場原理では動いていないことは夙に知られているが、それにしても最近の急騰は不可解と、処方箋を出した患者からの苦情...