中外製薬 タミフルの予防適応 13歳未満の幼小児にも
公開日時 2009/12/21 04:00
中外製薬は12月18日、抗インフルエンザウイルス薬タミフルの適応に13歳未満の幼小児にも予防で使えるようにする追加承認を厚生労働省から取得したと発表した。
カプセル剤には予防適応はあったが、成人と13歳以上と定めていた。今回体重37.5kg以上であれば、13歳未満でも予防目的で使えるようにし、用法・用量も定めた。ドライシロップ剤では、新たに予防適応を追加し、成人、幼小児の用法・用量を定めた。なお、「A型またはB型インフルエンザウイルス感染症の予防」を目的にタミフルを投与した場合、保険給付の対象外となる。